社員インタビュー

支援員 後編

職員対談
〜障害者施設で働くこと〜


「たんぽぽ」の一番の魅力はそこで働く「人」なのかも

司会:では次に、「たんぽぽ」で働くことの魅力について、お話しできればと思います。

上野支援員

上野:組織のトップである理事長までの距離が近いですよね。他の施設だと理事長は別の部屋にいたり、離れた事業所に居たり。でも「たんぽぽ」では、すぐ近くにいる。

福富:たまにフロアに来はったりして、利用者さんとの距離も近いですよね。

上野:昨日も理事長にはサンタさんをやって頂きましたしね。(クリスマス会にて)

司会:小規模の施設だからこその良さは、あるでしょうね。他にはどうですか?

神田:入職して間もない頃、未経験でわからないことばかりだったのですが、先輩方は手厚く仕事を教えてくれました。相談もしやすい環境ですし、同じフロアの人と、コミュニケーションが取りやすいなとは感じましたね。

古庄:それは、すごく思います。

司会:女性フロアも、それは同じですか?

神田副主任
福富支援員

福富:以前働いていた施設と比べると、「たんぽぽ」では、お互いにいろいろなことを喋ってはるんやろなと思ってます。何かトラブルがあった時とはもちろん、何もない時でも「聞くよ」って、支援員同士で言い合ったりして。そういうやり取りがあって、ありがたいなって思います。

上野:前に勤めていた職場と比べると、アットホームでいいなって思いますね。

神田:施設長との面談の時に「この人明るくていい人だな」って、なんとなく第一印象で思って。ちょっと安心しましたね。

古庄:未経験での入職だったので、施設長が面接時や入職後にも、いろいろと説明してくれましたね。知的障害に関してとか、すごくわかりやすくて。障害者施設での仕事に対するイメージもしやすかったです。

福富:障害者支援の仕事を辞めて工場で仕事してる時に、人と関わるのは大変やけど施設の時のほうが生きてる実感があったなって感じてて。人と関わる中で生まれるるしんどいこととかって悪い事じゃないし。そっちの方がいいかなって思って。この頃は、「たんぽぽ」で働いてたくさんの人と関わることそこが魅力かなって思います。

司会:「たんぽぽ」で働いている「人」が一番の魅力なのかもしれないですね。「人」以外に魅力的な部分はありますか?

古庄:前職の営業では、仕事とプライベートの境界があいまいになってしまうことが多かったんです。休日だろうと、お客様から電話がかかってきたら対応しないといけないですし。福祉業界は「たんぽぽ」が初めてですけど、仕事とプライベートをしっかりと区切れていることが多いです。基本的には、ぴったり定時で上がれているので。

神田:定時で上がれるのは、本当に、デカい!

上野:私も時計を見て、頭の中でカウントダウンしたりして。

福富:あと30秒だ!とか言って(笑)

上野:あと15秒って!(笑)

司会:定時で上がれる、有休休暇をしっかり使えるというのは、とても大きな魅力だと思いますね。私はまだ小さい子供がいるので、とても働きやすい環境でありがたいです。

古庄支援員

「たんぽぽ」は未経験でも安心して働ける職場なの?

司会:福祉業界に未経験で入職されてくる方も多いと思います。未経験でも本当に大丈夫なのか?不安は大きいと思うんですよね。

神田:まずは新人さんを一人にしないように、常に先輩社員がつくように、というのをフロア全体で心がけています。あとは、利用者さんはすごい職員のことを気にされているんです。ですので、こちらから利用者さんに話しかけてコミュニケーションを取りましょうと伝えていますかね。利用者さんとたくさんコミュニケーションをとって、お話しして、いい関係が築けるように。

上野:私は、焦らないでと伝えています。入職すると、いろいろな人からの情報が、一気に入るじゃないですか。人によってやり方が違うので、自分がやりやすかったり、利用者さんにとって良いと思うやり方を自分で研究してみてとお伝えしています。焦っても何も良いこと無いので。

司会:先輩社員が新人さんと一緒に動いて、OJT場面を厨房からよく見かけますね。未経験者からしたら安心して働ける環境だと思います。

働いていれば、困ったり悩みを抱えることもあります

福富:フロアの雰囲気があまりよくない時に、どうしたらいいんだろうって、困った時があったんですね。でも、ある時、他の職員さんの言葉にハッと気づかされたんです。「支援員が楽しんでいれば、利用者さんも楽しいんだよ」って。そこで、夜勤明けの日にいつもより私がテンション高く、利用者さんと話しながら過ごしていたら、なんとなくですが、いつもより雰囲気がいいなって思いました。

神田:私は介護技術がゼロの状態で入ったんですね。体も大柄ではないので、利用者さんによって移動なり介護が難しくて。ただ、先輩のテクニックを盗みつつ、技術を上げていくと、次第に身体への負担もなくなっていったんです。介護技術が上がっていくと、利用者さんの対応もスムーズになりますね。

司会:体痛める人多いですか?特に腰だったり?

上野:そうですねー。でも、ちゃんとしたやり方をすれば大丈夫。

古庄:私はそんなに負担はないかなぁ。

「たんぽぽ」に対する要望は?

司会:では、次に今の「たんぽぽ」に対する要望などがあれば。

上野:給料?

一同:(笑)

司会:まぁお金の部分は、上を見たらキリがないですし、新しく人事評価制度も始まったので、今後に期待ということで(笑)給料以外で、こうしたらもっと働きやすいなと思うところなどあったらお願いします。

福富:以前、会議で挙がった話ですが、法人でジム契約をするのはどうかっていう。普段から運動していると、身体の使い方が上手くなると思うんですよね。で、仕事中のケガもしにくくなると思って。

上野:行くかなぁ?

一同:(笑)

入職を考えているあなたへのメッセージ

司会:これから面接を考えている人や入職する人に対してメッセージをお願いします!

上野:職員同士、仲が良いからおススメです。ちょっと人間関係で思うところがあったとしても、フロア内に限らず他部署と話ができます。

神田:様々な障害を持った方が幅広くいらっしゃるので、いろんな特性の方に接することが出来る、というのが一つ特長だと思います。ですから、知的障害者の方に興味があるのなら、「たんぽぽ」はおススメですね。

古庄:私が仕事を続けているのは、単純に楽しいから、なんですよね。日々の生活の手助けももちろんできますし。あと、僕が凄くやりがいを感じたのは「活動」ですね。畑で野菜作って、収穫して、食べる。

司会:厨房で働く者からすると、びっくりしますよ。連日、収穫した野菜を持ってきて頂いて。

古庄:生活の手助けだけではなくて、利用者さんと一緒に楽しめる環境っていうのは、すごくいいんじゃないかと思うんですよね。

司会:一緒にっていうのがいいですよね。

福富:一緒にドライブ行ったり、散歩したり。あと「たんぽぽ」の屋上から富士山が綺麗に見えるときがあって、利用者さんと見に行ったりして。他にも、一日外出など楽しいこともあるので、ぜひ一緒に働きましょう!

司会:最後に何か言い残したことがあれば(笑)

神田:利用者さんのいろんな能力、特性とかにハッとさせられることが多くて、日々楽しいかなと思います。

古庄:いまだにありますもんね、こんなことやってたの?こんなことが出来るんだ、とか。

司会:日々発見があるわけですね。

上野:日々発見、日々勉強。

一同:(笑) ありがとうございました。